<   2012年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

マレク国立図書館と博物館

agh-e Melli(ナショナル庭園)の続きです。


b0203787_1762198.jpg

Bagh-e Melli(ナショナル庭園)、外務省の向かい側にマレク国立図書館と博物館があります。
この日は休日でしたのであまり人影もなく若い女性が数人歩いていただけでした。図書館と博物館の見学においては私達だけでほとんど独占状態でした。
この辺りはテヘランの南に位置しますので決して空気の良い場所とは言えないのですが・・・・周囲に緑が沢山あるせいか写真には大気汚染問題など全く感じさせないほど青空がクリアーに写っています。

ロッカーにお荷物を預けて中に入ってみましょう。(フラッシュなしでカメラ撮影OK)
b0203787_17214180.jpg

イランの博物館の内装としては珍しく壁から天井まで木を使い、床は褐色の大理石に象牙色の幾何学模様がポイントに入っていてとっても重厚な雰囲気です。

b0203787_1728252.jpg

                                           2階へ続く階段の天井を見上げる・・・・
b0203787_179299.jpg

この上の肖像画の方がこの国立図書館と博物館の創設者ホセイン・マレク氏です。(1997年)
イランの芸術や文化の愛好家だったマルク氏によって集められた貴重な古いコインや切手、ペルシャ絨毯、ペルシャ書法、ゴレスターン宮殿の宮廷画家だったkamal ol molkの絵画などが部屋ごとに展示されています。
b0203787_1741661.jpg

                                          古いコインの展示されている明るい部屋
b0203787_1742838.jpg

イスラム革命以前にに使われていた旗、紋章、印章の「太陽とライオン」の柄、この紋章はエナメル加工でライオンと太陽の表情が面白く10枚ぐらい写真を撮りました。ライオンが剣を持っているポーズの物もありました。表情豊か~

↓の写真の部屋にはkamal ol molkとモルクの叔父、Aboul Hassan Saniなどモルクファミリーの絵画が飾られています。
そしてゴレスターン宮殿のNegar Khanehに飾られていたmolkファミリーの絵画のレプリカがここに飾られています。
ゴレスターン宮殿は写真撮影禁止だったので以前のブログ「ゴレスターン宮殿-Ⅲ」 ではこの美術館のレプリカの写真を使用しました。
b0203787_174372.jpg

                     kamal ol molkの部屋は赤みを帯びた茶系でまとめられ落ち着いた感じ
b0203787_1744161.jpg

                                                   kamal ol molkの自画像
b0203787_17452132.jpg

ゴレスターン宮殿の宮廷画家だったkamal ol molk、ナセル ディンシャが暗殺されてからゴレスターン宮殿を去りヨーロッパへ西洋絵画の勉強へと旅立ちます。上の写真は彼がヨーロッパ時代に描いたレンブラントの模写です。感性もさることながら、さすがの描写力です。
彼は2枚このレンブラントの模写をしています。一枚目はアメリカ人が購入し2枚目の模写が現在この場所に
飾られています。
そしてここのスタッフの方達はとても親切で礼儀正しくkamal ol molkやmolkファミリーについて説明してくれました。今まで行った美術館の中ではナンバー1の対応でした。
他の美術館もこうだとよいのですが・・・






人気ブログランキングへ
[PR]
by japair | 2012-09-16 19:59 | 美術館・博物館

Bagh-e Melli(ナショナル庭園)と正門


b0203787_16422727.jpg


メトロ エマームホメイニ駅で降りてスィオティール通りへと向かいます。
この辺りは以前に紹介しましたゴレスターン宮殿、大バーザールなどガジャール時代に栄え場所であり、歴史的建造物が沢山残っている場所でもあります。

Bagh-e Melli(ナショナル庭園)と正門

この堂々とした門はガージャール朝、レザーハーンが軍事大臣時代に、ドイツの支援によって建設されました。
建築家はジャファル-ハン・カーシャーニーです。
当時は軍事パレードや練兵の訓練の場所として建てられたようです。
門のタイルの柄は大砲や大砲の弾、機関銃、ライオン、ヒョウ、兵隊などのタイルで装飾されています。
そして現在この場所にはイランの外務省、マレク国立図書館と博物館があります。
トップの写真は外から門を眺めた写真です。近くで写真を撮ったので全体像が分かりにくいのですが左右対称に作られています。

b0203787_19292792.jpg

b0203787_19315063.jpg


b0203787_16433291.jpg


中に入ってみましょう。中から門を眺めると・・上の写真です外側から見るのとはまた印象が違って見えます。
外から見るゲートのほうが何か威圧感があり堂々とした感じです。
中から眺める門は入口の扉の透かし柄やタイルの柄、柱の作りでしょうか、少し優しく見えます。
そしてこの門は文化財として保存されています。
b0203787_16444885.jpg

                                     門から入って真正面です

b0203787_16455334.jpg

入って右手に現在の外務省の建物があります。
この建物はレザーハーンが即位後、レザー・シャー・パフラヴィー治世中に建てられました。
アケメネス王朝、ペルセポリスを思わせるデザインです。

b0203787_19492115.jpg

博物館内に飾られていた当時の軍事パレードのようすです。
遠近法ではなく王様は一番大きく、地位法で描かれた絵が面白いですね。


人気ブログランキングへ
[PR]
by japair | 2012-09-12 20:14 | テヘラン散歩